海外メディアへも広がる中居正広の女性トラブル問題「事件への謝罪は、米国の株主の介入で初めて実現」「問題処理で『傲慢さ』見せた」

タレントの中居正広の女性トラブルをめぐる一連の問題が、海外でも報道されるなどの広がりを見せている。

英紙「タイムズ」電子版は２０日、「フジテレビ社長、スターの性的暴行スキャンダルで謝罪」と題して「元ＳＭＡＰの中居正広が２０２３年に起こした事件への謝罪は、米国の株主の介入によって初めて実現した」と報道。「日本で最も人気のある芸能人の一人が、全国ネットのテレビ局によって仕組まれた出会いの場で女性に性的暴行を加えたとの主張を受けスキャンダルに陥っている」とした。

香港の英字紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」電子版も１９日、「中居正広の性的なスキャンダルは日本の芸能界に照準を定めた」と題して「元ボーイズバンドのメンバーの転落ぶりは、音楽界の大物ジャニー・キタガワ氏の数十年にわたる性的虐待と重なると観測筋は言う」と報じた上で、「あるアナリストは、中居と彼のマネジメント事務所、そして放送局は、この問題を処理する方法において『傲慢（ごうまん）さ』を見せたと指摘し、スキャンダルを明るみに出すには外国の影響力が必要だったと指摘した」と問題提起した。