【神戸】検事名乗る電話、80歳女性が2千万円詐欺被害　「携帯番号が組員に犯罪利用」とうそ

　１６日午後、神戸市垂水区の無職女性（８０）が「検事を名乗る男らに現金約２千万円をだまし取られた」と兵庫県警垂水署に届け出た。詐欺事件として調べる。　同署によると、１１月１１日、女性宅の固定電話に、ＮＴＴカスタマーセンターや検事を名乗る人物から連絡があり「携帯電話の番号が暴力団員に犯罪利用され、容疑がかかっている」「預金を避難させる必要がある」などとうそを言われた。女性は１２月１３～１５日、ネットバンキングで相手が指定する口座に３回にわたり計約１９００万円を振り込んだ。

また同７日には、女性の携帯電話に、ＮＴＴファイナンスを名乗る人物らから「利用料金の未納があり、払わなければ１時間後に携帯電話が利用停止になる」と連絡があり、同区のＡＴＭで２回にわたり現金約８０万円を振り込んだ。

神戸新聞NEXT
2024/12/16 18:35
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202412/0018452306.shtml