6年半前、原口さんは最愛の妻・直子さんを急な病気で亡くしました。
53歳の若さでした。
「妻は、高校の同級生。パートナーであり、同志でもありました。直前まで元気だったので、魂まで持って行かれたような喪失感がありました」
直子さんが生前、よく作ってくれたのが、このシチューとちらし寿司。
https://www.nhk.or.jp/politics/salameshi/29625.html
引用元: ・立憲・原口議員、高校同級生だった妻を急病で亡くし、自身も何度も大病を患っていた [237216734]
実は、原口さんはもうひとつ、特別なお昼ご飯を持ってきていました。
取材があると知った大学生の次女がお弁当を作ってくれたのです。
「妻が亡くなった時、彼女はまだ中学3年生でした。『私だけ、14歳までしかお母さんがいない』って、一度だけ、泣いたんです。高校に入る前だったから、母親にお弁当を作ってもらったことがないんです」
そんな次女が、お父さんのために心を込めて用意したお弁当。
原口さんは、お弁当を慈しむように見つめ、静かにふたを閉めました。
「食べているところを撮らせてください」と頼んだところ…
「いやいや、これはあとでゆっくりとね」
取材のあと、妻と子どもの顔を交互に思い浮かべ、一口一口、ゆっくりと味わったのでしょうか。
その後悪性リンパ腫
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