これは石破首相が自民党総裁選などで訴えていたことと、総裁当選後に言い出したことが180度違って、国民が「ダマされた」「国家のリーダーとして信頼できない」と確信したからだろう。
石破首相は総裁選で、「国民に判断いただく材料を提供するのは政府の責任であり、新しい総理の責任だ」「本当のやりとり(審議)は予算委員会」「『すぐ解散します』という言い方は、私はしません」と断言していた。
米シンクタンクへの寄稿文では、「アジア版NATO(北大西洋条約機構)の創設」や「日米地位協定の改定」を打ち出していた。
ところが、森山裕幹事長ら「早期解散論者」に説得されると、予算委員会も開かずに、「9日解散、27日投開票」の衆院選強行を表明した。
4日の所信表明演説では、「アジア版NATOの創設」や、私も期待した「日米地位協定の改定」は完全に消えていた。
これは首相になることが目的で、国民との約束など二の次だったことの証拠だ。
あまりの大逆風におびえたのか、石破首相は6日になって自民党派閥裏金事件をめぐり、党処分を受けた旧派議員らの一部を「非公認」とし、政治資金収支報告書に不記載があった議員の「比例重複を認めない」方針を打ち出した。一部メディアは〝勇断〟のように報じていたが、とんでもない。「政治とカネ」の問題解決は、議員処分の話ではない。
本来すべきは、衆院解散の前に、旧文通費(調査研究広報滞在費)の使途公開を義務付ける法律を成立させるなど、具体的改革を国民に示すべきなのだ。
国会議員の特権を捨てて、納税者と同じルールにしなければならない。
それもせずに、議員処分を先行させるのは国民をダマす手法である。
政治的に対立してきた晋三元首相が率いた旧派へのどす黒い「私怨(しえん)」も感じる。
国民の方々に言いたい。こんな茶番劇を許してはならない。石破首相は総裁選後、「ノーサイド」を主張していたが、一度処分を受けた旧派議員らを二重処分にした。
同じ感覚で、自分や政権が危うくなると、国民を平気で切り捨てるかもしれない。(前大阪府知事、前大阪市長)
https://www.zakzak.co.jp/article/20241010-C6N6EL5OJBMF7EWLK27GUQ4MFA/
引用元: ・【前大阪府知事、前大阪市長・松井一郎】石破首相に「ダマされた」 「リーダーとして信頼できない」・・・国民との約束など二の次 非公認は旧安倍派へのどす黒い「私怨」
石破は
>>3
素晴らしい人ですね♪
党首討論も手のひら返しをさも当たり前のように語ってる姿が下劣だったわ。