閣議後の記者会見で語った。小泉氏は入札分の買い戻しについて質問され「要望があればそのようなことも含めて適切に対応し、活用したい」と話した。集荷業者に対して「まだ(小売業者や卸会社と)契約していないものがあってどうしようか悩んでいるとしたら相談してほしい」と呼びかけた。
入札分は3~4月に計31万トンを出したものの、大半が集荷業者や卸会社のもとにとどまって、消費者には届いていない。
買い戻したうえで随意契約で再放出すれば、迅速にコメ価格の高騰対策につながるとみる。小泉氏は随意契約の追加放出分にあてる可能性を問われ「基本的な方向性としてはその活用がひとつの選択肢だ」と答えた。
一部の卸会社からは中食・外食で利用できるといった声も挙がっていることに触れ「小売店の店頭の不足感を解消することが大事だ」と説いた。「中食・外食の利用は我々の本来の狙いではないことを考えてほしい」と強調した。
入札分の計31万トンの備蓄米は、原則5年以内に放出分と同量を国が買い戻す要件がある。店頭価格は3000円台が中心に出回っており、足元で売り渡しが進む随意契約のコメと比べ高い水準のため、小売店が卸との取引をキャンセルする動きがある。
(中略)
小泉氏は「政府がコメを増やしていくという長期的な見通しが世の中や関係者に伝われば、コメへの不足感が払拭される」と話した。
日本経済新聞2025年6月3日 11:21
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA0313B0T00C25A6000000/
引用元: ・【入札備蓄米】買い戻し、小泉農相が検討表明 随意契約での再放出「選択肢」 [蚤の市★]
JAや卸しはクズ