特に東北や中部、九州の一部で被害が顕著で、全国の昨年の被害総額は11億円を超えた。
前年から3億円以上も増加しており、警察当局は防犯対策の徹底を呼びかけている。
(村上喬亮、山形支局 渡辺ひなの)
「家の前に草が生えているかなどを見て、空き家を探し、アクセサリーなどお金になるものを盗んだ」。
空き家への盗みを繰り返したとして、窃盗罪で実刑判決を受けたベトナム国籍の男らは昨年、山形地裁米沢支部の公判でそう語った。
検察側は、男らがスマートフォンの地図アプリで空き家がありそうな場所を探し、家の周辺を見たり、電気や水道が使われているか確認したりしていたと指摘。
盗品は中古品販売店に売って処分するなどしていたと明らかにした。
男の一人は、調べに対し、「空き家なら捕まるリスクが低いと思った」と供述したという。
警察庁によると、全国の空き家で起きた侵入窃盗事件は昨年1~11月、暫定値で8192件確認され、被害額は計約11億6000万円に上った。
統計を取り始めた2020年以降、最多だった一昨年を11月末時点でそれぞれ更新している。
前年同期に比べると、被害件数は1割増、被害額は6割増で、4年前の20年比で被害額は約3・7倍だ。
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引用元: ・【防犯対策の徹底を】空き家の窃盗被害が増加…外国人グループ「家の前に草が生えているか」、地図アプリで探すケースも