最近の高速列車や飛行機には、座席付近にコンセントやUSBポートが設置されている。
しかし海外で、これらの使用時には注意が必要なこともあるようだ。このほどマレーシアの高速バスの車内で、スマートフォンを充電していた18歳の男性が感電により死亡した。
同じバスの乗客によると、男性は口から泡を吹いていたという。
マレーシアのニュースメディア『Harian Metro』などが報じた。
高速バス車内のコンセントでスマホを充電中、18歳男性が感電死(マレーシア)
https://article.yahoo.co.jp/detail/1fa4cfb576ef7b139a9c4ef4f438a370b91cfbd8
引用元: ・【悲報】バス車内のコンセントでスマホ充電した男性が感電死 過電流が原因か [323057825]
マレーシアで現地時間1日、ペナン州バターワースのペナン・セントラル・バスターミナルを出発し、クアラルンプールに向かう高速バスの車内で、
乗客のモハマド・ヌール・アシマウィ・ジャスマディさん(Mohamad Nur Asymawi Jasmadi、18)が死亡した。事故の対応をしたセベラン・ペライ・ウタラ地区警察(Seberang Perai Utara District Police)によると、
モハマドさんは午後6時頃にバスに乗り、出発してから10分後に別の乗客がモハマドさんの悲鳴に気づき、運転手に知らせた。
その際、モハマドさんは口から泡を吹いていたため、運転手はすぐに救急車を呼んだ。
しかし残念ながら、到着した救急隊により午後6時20分頃、モハマドさんは現場で死亡が確認された。
後にモハマドさんの遺体は同州セベラン・ジャヤ病院に搬送され、検視が実施された。
その結果、死因は感電死と特定され、警察は事件性のないものとして突然死と分類した。
同警察の署長補佐であるアヌアル・アブド・ラーマン氏(Anuar Abd Rahman)は現地時間2日、
声明で「モハマドさんは左手の指に火傷があり、バスに備えられているコンセントでスマートフォンを充電中に感電したと思われる」と述べている。
さらにアヌアル氏は、モハマドさんが使用していた充電用ケーブルの端が熱で溶け、スマートフォンもかなり熱くなっていたと明かしている。
この事故が報じられると、SNSでは「一体、何ボルトの致死電圧がバス内を流れているんだ?」
「バス会社を明らかにしてほしい」といった声が上がっていた。