引用元: ・タイ政府、旅行者からアジア初の致死性新型エムポックスを検出、特定地域の観光客を入国禁止に [422186189]
タイでアジア初の致死性新型エムポックス患者を確認タイ疾病管理局によると、旅行者の検査により、クレード1b型に感染していることが確認された。
タイは、アフリカから渡航した66歳のヨーロッパ人の患者において、アジアで初めて致死性の高い新型の天然痘を確認した。
タイ疾病管理局によれば、患者は実験室検査の結果、mpox Clade 1bに感染していることが確認された。
この患者は8月14日にバンコクに到着し、MPOXの症状で病院に送られた。「我々は患者と密接に接触した43人を監視しており、今のところ症状は出ていないが、21日間監視を続けなければならない」と同局は述べた。
42カ国の “リスク国 “からタイに渡航する者は、到着時に登録し、検査を受けなければならない、と同局は付け加えた。
アフリカでは、7月以降、コンゴ民主共和国、ブルンジ、ケニア、ルワンダ、ウガンダで流行が報告されている。
スウェーデンでは8月初めに、より感染力の強い変異型の最初の症例が確認され、アルゼンチンでは、船上でMpoxが疑われる症例が発生したため、貨物船を検疫した。
この病気は感染した動物が媒介するウイルスによって引き起こされるが、密接な身体的接触によってヒトからヒトへと感染する。
発熱、筋肉痛、大きな腫れ物のような皮膚病変を引き起こす。痘瘡は数十年前から知られていたが、より致死率が高く、感染力の強い新型株(クレード1bと呼ばれる)が最近の感染者急増の原動力となっている。
WHOによれば、クレード1bは患者の約3.6%が死亡し、小児がより危険にさらされるという。
なお、タイ疾病管理局はmpoxはCovid-19に比べ、感染するのに密接な接触が必要なため、急速に広がる可能性ははるかに低いだろうとしている。
(抜粋)