自民党の宮沢洋一税調会長、ネット番組で財政再建訴え
自民党の宮沢洋一税制調査会長は6日公開のインターネット番組に出演した。日本の財政規律を巡り「財政が悪化することで円安が進み、輸入物価が上がることになる」と話し、財政再建を訴えた。
宮沢氏がネット番組に出るのは珍しい。SNSで個人の負担軽減を求める意見が広がるなか、財政再建の重要性を若者に訴えかける狙いがある。
国民民主党が主張する所得税の非課税枠「103万円の壁」の178万円への引き上げについて政府は7兆〜8兆円の減収につながると試算している。宮沢氏は「7兆円となったら財源手当するというのはほとんど無理で、10年で70兆円といった赤字国債を出していくと覚悟をしないといけない」と説明した。
金利は将来的に全体で2%台にまで上がるとの見解を示した。足元で金利が上がっていることを念頭に「金利が3%になったら金利だけでも毎年30兆円を払わないといけない」と説明した。「相当大きなツケが将来に回ると思う」と危機感を示した。
所得税の改正は「鏡がないところで化粧をするようなものだ」と述べた。対象となる人が多く、声が見えにくいと強調した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA062BG0W5A400C2000000/
引用元: ・自民・宮沢洋一税調会長、ネット番組出演 負担軽減を求める若者に財政再建の重要性を訴えかける狙い [135853815]
高橋洋一、タマキン、三橋
三銃士を用意